中国輸入ビジネスに取り組んでいると中国での検品レベルの低さが問題になることがあります。
中国では検品がいい加減なことが多いのも事実です。
しかしながら輸入した製品を日本で検品をするとなると時間やコストの面で運搬費用も余分にかかるので考え物です。
今日はそのあたりの中国輸入のリスクについてのお話をしていきますので中国輸入ビジネスのリスク対策としてお役立てください。
中国輸入で中国語がわからない場合のリスクは?言葉の壁は実際どう?
中国仕入れをする際には中国語を話せないと、まずこんな場面で困ります。
それはずばり値下げ交渉です。
あまり皆さんに知られていませんが中国仕入れでは値下げ交渉は実は当たり前ですので、交渉ができないことで安く仕入れるチャンスを逃してしまいます。
発注するときの商品のサイズや色などの表記も中国語になるので、カタログ写真を見て発注したのに色の違いを理解できていなかったりすると発注ミスで消費者からのクレームが起きるリスクがあります。
それと意外なことに英語を話せる中国人が少ないのが実情ですので中国輸入においての言葉の壁はかなりあると言っていいでしょう。
中国仕入れは現金取引が基本?両替時に偽札をつかまされるかも?
日本で仕入れをする際には、カード決済は当たり前のようにできますが中国では現金決済が基本です。
たとえ信頼関係ができている中国人同士であっても掛売り決済はしませんので現金決済が主流と思っておいてください。
お店で支払う場合にカード決済のできる店舗もありますが、これがまた危険なことに情報を抜き取られる可能性があるので気をつけてください。
それと、もう一つ注意してほしいのが日本円から中国の紙幣に両替をするときに偽札が多く出回っているので、知らずに偽札をつかまされる危険があります。
それを知らずに使ってしまったらもっと大変なことになりますね。よく確認する癖をつけましょう。
安全な両替の方法としては、日本の金融機関で両替するのが安全なのですが手数料も高額なので、現地で有利なレートの金融機関を利用するのをお勧めします。
イーウーマートでは有利なレートの金融機関もご相談頂ければ紹介致します。
日本で検品しないと心配?いいかげんな検品でクレームがあるかも?
中国の製品は安くて品質が悪いというイメージが根強いかもしれませんが、
ではユニクロのような製品はどうですか?
品質が悪い製品とは決して言えない高品質なレベルにまで到達しているのではないでしょうか?
未だに低品質な製品を出す業者は実際に存在しますので、注意しなくてはいけませんが、しかし工場を良質な工場を選定することで中国の製品が粗悪品というのは、もう一昔前の話であり設備、技術ともに中国の工場は目覚ましい進化を遂げています。
そのような優良な企業と出会うことは言うまでもないのですが、
それに加えて大切なのが
徹底した検品をする業者との出会いです。この質の高い検品により低コストで高品質な製品を販売することが可能になります。
イーウーマートでの検品方法を紹介!
検品の方法としては3種類あります。
- 代行サービス
- OEMサポートサービス
- 全数検品
ではそれぞれについて確認してみましょう。
代行サービス
・・・もっともコストを抑えた検査方法。主に数の確認をします。箱等を開封せずに主に色の確認をします。色も外から見えるところを確認するのとたとえば青色の濃い、薄い等をホームページを開いてみる方法ではないので主に検品を安く済ませたい場合に向いています。(代行手数料のなかにはいっています)
特別検品
・・・開封をしてタオバオ等のホームページを開いて色やサイズの大きさ(たとえばMサイズかどうか)を確認をします。
アパレル等はこの検品は行ったほうがいいです。
ざっくり全体を見回す検品内容となります。
細かい部分の検品の確認(たとえば糸きり)は別途オプション検品となります。
OEMサポートサービス
・・・大まかな内容は同じですが、数量の5%は抜き取り検品をいたします。その結果気づいた内容を報告しますので全数指定箇所オプション検品をするかどうかの判断をお聞きします。抜き取り検査報告の段階はOEMサポートサービス一律7%のなかにはいっています。全数指定箇所オプション検品をする場合は別途オプション検品となりますので有料となります。
全数検品
・・・検品指示書をいただき、全個数分の検品を行います。全数指定箇所オプション検品をする場合は別途オプション検品となりますので有料となりますが、お問い合わせください。
どちらの検品を選ばれるかは商品にもよりますし、商品代金にもよります。
たとえばアパレルは全数特別検品をしたほうがいいですね。それは中国アパレルが糸のほつれ等が多いからです。
このようにイーウーマートでは徹底した検品を中国で行っておりますので安心してご依頼ください。
輸入規制のリスクを知らないと損をするだけではすまない?逮捕されるかも?
輸入規制の知識を持たずに、仕入れをすると思わぬ損失や法に触れる可能性もでてきます。輸入禁止商品を仕入れてしまうと、税関で没収され商品は手元に届きませんので、事前に仕入れられない物をきちっと把握しておきましょう。
輸入禁止商品についてはこちらを参考にしてください。
日本に商品を輸入する際には税関による通関検査を受けなければならず、
忙しい時期や品目によっては時間がかかり納期が遅れたりすることもありますので納期のリスクは余裕を持って取り組む必要があります。
いかがでしたでしょうか?
商品によって検品方法を選ぶことが大切だということがおわかりいただけたと思います。
このように、さまざまなリスクがありますが
イーウーマートが提供するサービスは
中国語での交渉に始まり、有利なレートの金融機関の紹介、
徹底した検品での品質管理など中国輸入で問題となるリスクを
回避できるサービスを提供しておりますので、ご相談ください。