[st-kaiwa1]中国輸入ビジネスを始めるにあたって、ヒト、モノ、カネ、情報は必要不可欠要素になります。 ヒト、モノ、カネ、情報は経営資源4大要素と言われており、これらの1つでも欠けると、中国輸入ビジネスとして成り立たなくなってしまいます。 今回は中国輸入ビジネスを始めるにあたって、どんなことが必要なのか、カネ、ヒト、モノ、情報のカテゴリーに分けてそれぞれ解説していきたいと思います。[/st-kaiwa1]
中国輸入ビジネスで成功するためには人の力は不可欠です
中国輸入ビジネスにおける「ヒト」とはビジネスを担っていく人的資源です。
ヒトがいなければビジネスは成りただず、ヒトの確保は重要です。
例えば、商品の仕入れをする前に商品の検品をするスタッフが必要です。
また、いざ商品を売り始めると、お客様からの問い合わせや商品の梱包や発送などに対応するカスタマーサービスの人員も必要になります。
まずは中国輸入ビジネスにおける作業内容を全て把握してみてください。
そのうえで、ご自身以外でもできる作業があるのであれば、アルバイトやパートを雇う、もしくは外注化するなどして人を確保しましょう。
またマニュアルが必要であれば、人を雇う前にマニュアルをきっちり作りこみ、誰が見ても同じ作業ができるような状態にすることも大切です。
中国輸入で仕入れる数量はどうやって判断したらいいのか?
「モノ」とはずばり製品やサービスといった売るそのものをさします。
ヒトが確保できたとしても、扱うモノがなければ商売はできません。
中国輸入ビジネスは物販が基本なので、先にモノに当たる商品を仕入れることが必要になります。
しかし、いざ商品を用意するといっても、どれぐらいの商品を仕入れたらいいのか見当がつかないという方もいらっしゃると思います。
ここで、仕入個数を判断するときに役立つ簡単な方法があるので1つ紹介いたします。
売ろうとしている商品がAmazonで実際に1か月どれぐらい売れているか調べます。(ステップ1)
売れている個数の確認方法は以下の通りです。
リサーチしたい商品をAmazonのカートに入れます。
そして、「カートの編集」をクリックします。
表示される数量の最大を選ぶと、希望個数を直接入力できるようになるので、999個と入力してく
ださい。
そうすると正確な在庫数がわかります。
この方法で一か月毎日エクセルに在庫数をまとめ、在庫数から1か月に売れている個数を出していきます。
価格の推移をモノレートで調べる(ステップ2)
モノレート(https://mnrate.com/)というサイトを使って価格の推移と出品者の増減を調べましょう。
対象商品の直近3か月の価格の推移をしらべて、利益、販売価格を設定します。
何度も価格が下落しているものは値崩れする恐れがあります。
出品者の増減を調べる(ステップ3)
こちらもグラフに3か月の平均の出品者数の人数が出ています。
この中でFBAを利用していない出品者や高い値段を設定している出品者は人数から除外してカウントします。
なぜなら、この出品者はAmazonの[st-marumozi-big fontawesome=”fa-question-circle” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” radius=”30″ margin=”0 10px 10px 0″]※「カートを取る」[/st-marumozi-big]ことができないからです。
[st-mybox title=”かんたん説明” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#4FC3F7″ bordercolor=”#4FC3F7″ bgcolor=”#E1F5FE” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]※(アマゾンでカートを取るという意味はAmazon商品の1ページ目の一番目立つ位置に、商品が表示されることです。これは1店舗のみが対象です。
カートを取ることで、同一商品を売るライバルがいても売り上げが取りやすくなります。)[/st-mybox]
ステップ3までで調べた数字をもとに仕入個数を計算します。
まずは1か月にアマゾンのカートをとる確率を求めます。
除外人数を省いて例えば平均の競合相手が5人だとして、自分を入れて6人になります。
30÷6=5で カートをとる確率は5日になります。
カートを取る確率を求めたら、それをもとに仕入個数を計算します。
方法は、在庫数のリサーチから出した1か月に売れる商品数が例えば240個だったとします。240÷6で1か月に売れる商品数は40個になるので、40個仕入をすればよいというのがわかります。
この方法で仕入個数のおおよその判断はつきますが、あくまでこれと合わせて、本仕入をする前にテスト仕入をして実際の売れ行きを確認することを必ず忘れずに行いましょう。
自分の勘に頼ってやみくもに仕入れるのではなく、きちんとしたデータをもとに妥当な仕入個数を判断して行ってください。
仕入が先の中国輸入ビジネスは資金準備が必要です
中国輸入ビジネスの基本である物販はお金が一番重要です。
何故なら、自分の資金で先に商品を仕入れ、商品を売って初めてその資金が回収できるというのが物販のスタンダードであり、資金がなければ、ヒトを確保したり、モノを仕入れることもできないからです。
したがって、中国輸入ビジネスを始めると決めたら、まず初めに最低限の資金を準備しなくてはいけません。
資金の調達手段としては、身内に借りる、節約をする、融資を受ける、クレジットカード枠を有効に使用する、クレジットの限度額を上げるといった方法があります。
(資金調達手段については別のブログで詳しく書いていますので、そちらを参考にしてください。)
これらの中でご自身にあった方法で資金を準備していきましょう。
ただここで注意したいのは、資金がたくさんあればいいというわけではないということです。
確かに、使える資金が大きければ、それだけビジネスの成長は早くなります。
しかし、中国輸入ビジネス初心者の頃にたくさん資金があっても、それを使いこなせる程の経験値もないので、無駄遣いをしてしまったりということに繋がりかねません。
まずは限られた資金でも、その中でどれだけ有効的に資金を回せるのか心がけ、効率的に中国輸入ビジネスを運営していくことを是非意識していきましょう。
中国輸入ビジネスの情報を共有できる仲間を作ろう
ビジネスで情報はとても重要です。
なぜなら、常に最新の情報を得ている人は強いですし、情報を得られてない人は他から置いてきぼりにされてしまうからです。
しかし、今の世の中、膨大な情報が出回り、その中でも必要な情報や不必要な情報が入り混ざっています。
また昔と違い情報の速度が速いので、新しい情報もすぐに陳腐化してしまいます。
こういった環境の中で、必要な情報をいかにキャッチし、それをいかに落とし込むかという情報処理能力は必要不可欠になります。
しかし、一人で集められる情報にも限界はあります。
やはり情報を共有したり、得た情報を消化出来る仲間やコミュニティーはとても大切になってきます。
よりよい情報を得るためにも、是非中国輸入に関する勉強会やセミナーに積極的に参加して、同じ中国輸入ビジネスを行っている仲間をつくっていきましょう。
我々イーウーマートが行っているOEMツアーなども、様々の情報交換の場としてもお役に立てるかと思いますので機会があれば是非ご参加ください。
いかがでしたか?
経営資源のヒト、モノ、カネ、情報は全てがビジネスに必要で、どれがかけてもいけません。
それぞれの重要性を理解して、中国輸入ビジネスに取り組んでいきましょう。