[st-kaiwa1]中国輸入ビジネスで一番重要な作業は仕入れる商品のリサーチです。
ただでさえ時間がかかるリサーチ作業。
少しでも効率よく作業を進めていくために、リサーチをする上で設けると良い基準や目安について解説していきたいと思います。[/st-kaiwa1]

中国輸入する商品のリサーチは基準を設けて進めよう

商品リサーチを進めていく上で基準がいくつかあります。

まずは基本の基準が以下の6つです。

  • ランキング
  • ランキング変動
  • 出品者数
  • 販売価格
  • 利益率
  • 重量

そしてこれらの基本に加えてさらに3つ目安があります。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]

  • 売りたいと思っている商品はノンブランドかどうか。
  • 売りたい商品の利益額と最低販売価格はいくらか?
  • 販売する商品のジャンルはどうするのか?

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これらの基準や目安を設けることで、リサーチの内容がより絞られ、効率よく作業が進められます。
早速それぞれの項目を見ていきましょう。

中国輸入する商品リサーチで設ける基準6選とは?

中国輸入の商品のリサーチは主にアマゾンで行いますが、その中で設ける基準について具体的に解説していきます。

商品ランキングは5000位以内の商品を狙おう

ランキングは日々変化するので、さほど重要視する必要はありません。
しかし効率的にリサーチを進めるために、Amazonランキング5000位以内の商品に絞ってリサーチするといいかと思います。
カテゴリーにもよりますが、一時的にでも5000位以内に入った商品は売れる傾向にあります。

ランキング変動は3か月で10回以上ある商品を狙おう

ランキング変動を見るにはモノレートで見てみましょう。

モノレート

http://mnrate.com/

ランキング変動は3か月で10回以上グラフの変動がある商品を狙って検索してください。
出品者数にもよりますが、このような商品はAmazonで1日3個以上売れている商品になります。

出品者数はFBA配送している人が10人以内の商品に絞ろう

ライバルとなるセラーは※FBA配送している方のみが対象となります。
そして、その中でさらに販売価格がアマゾンカートを取っている価格に近い値段に設定している出品者が対象になります。
これらの条件を満たしたセラーが10人以内の商品をリサーチしてください。
もし10人以上のセラーがいた場合、価格競争に巻き込まれる可能性があるので、避けた方がいいでしょう。

[st-mybox title=”かんたん説明” fontawesome=”fa-question-circle” color=”#4FC3F7″ bordercolor=”#4FC3F7″ bgcolor=”#E1F5FE” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]※FBA配送
アマゾンで商品が売れた場合、アマゾン側で商品の梱包から発送まで行ってくれる大変便利なシステムです。
あらかじめ、アマゾンの倉庫に商品を納品する必要があり、手数料が発生します。[/st-mybox]

販売価格は1000円以上の商品に絞ろう

販売価格は1000円以上の商品に絞ってリサーチしましょう。
中国からの国際送料、日本国内での送料、関税、FBA手数料等の経費を考えると、最低でも1000円以上でないと利益が取れません。

利益率25パーセント以上取れる商品に絞ろう

利益率は手数料、送料等の費用をすべて含めて25パーセント以上を基準にしましょう。
25パーセント以上の利益率であれば、多少の値崩れが起きてもそうそう赤字になることもありません。
ここで気を付けたいのは、25パーセント以下だけど、この商品なら大丈夫かも?という安易な考えに流されないということです。
値下がりして利益がでない状況も考えられるので、こういった商品はやめましょう。

商品の重量は1.5キロ以内の商品に絞ろう

商品の重さもリサーチをするうえで重要な項目なります。
なぜなら、重い商品は送料やFBA手数料が一気に高くなるからです。
高い送料、手数料を払っても利益が確保できる商品ならいいですが、目安として1.5キロ以内の商品をリサーチするといいでしょう。

アマゾンで販売する中国輸入商品はノンブランドです。その見極め方とは?

アマゾンで中国輸入の商品を売る場合、ブランド商品の相乗りは不可で、[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]扱う商品はノンブランド商品のみになります。[/st-mybox]
こちらではご自身がリサーチしている商品がブランドか、ノンブランドかをどのようにして見極めるのかについてご説明いたします。

ノンブランドと記載されてなくてもノンブランド商品である場合があります。

具体的な方法の前にまず一つ注意点があります。
[st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]アマゾンで売られている商品のブランド欄にノンブランドとの記載がなくてもノンブランド商品があるということです。[/st-mybox]
ぜひ覚えておきましょう。

では、実際にどうやってノンブランド商品を検索で調べていくのか?
アマゾンの検索で「ノンブランド」と入力して商品の検索した場合、検索数に限りがあり、思うようにリサーチが進みません。

どうしてこのようなことが起こるのか?

理由として、アマゾンでは以前、ノンブランド商品はブランド欄に店舗名を記載するという規約がありました。
その為、この名残が今でもあり、ブランド欄が店舗名になっているノンブランド商品が多数あるといういうわけです。

現在の規約ではノンブランド商品の場合、ブランド欄はノンブランドと表記されています。
ですが、そのような商品も数多くあるので、ノンブランドで検索してもさほど検索数がヒットしないのです。

以上のことを踏まえてノンブランドかどうかをどのように調べるのか具体的な方法を見ていきましょう。

仕入れたい商品に商標権が登録されているかどうか調べる

商品のブランド欄にノンブランド以外が表記されていた場合、その表記が商標権登録されていないか調べてみましょう。
商標権を調べるサイトはこちらになります。

特許情報プラットフォーム

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

こちらは特許庁が公開しているサイトで、登録されている商標権を調べることができるサイトです。

このサイトにアマゾンのブランド名に記載されている名前を調べて商標権がなければ、ノンブランド商品ということになるので、相乗りが可能との判断ができます。

仕入れたい商品がオリジナル商品化されていないか調べる

商標権の登録がなければノンブランド商品とご紹介いたしました。
しかし、アマゾンでは[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]OEMや簡易パッケージ、タグ付け、ロゴ入れ、日本語説明書付きなど何らかのオリジナル化をしている場合、相乗り出品はできません。[/st-mybox]
なのでオリジナル商品か否かを調べる必要もあります。

まずはタグ、ロゴ、そして、パッケージがオリジナルかどうかをアマゾンの商品ページで確認します。
また日本語説明書付きかどうか調べるには、商品の説明欄に「当店のオリジナル商品です」というような文言が書いていないかを確認しましょう。

そこまでチェックして該当項目がなければ、ノンブランドといえます。
もし万が一ご紹介した方法でもノンブランドかどうかの判断がつかない場合は、アマゾンテクニカルサポートに直接電話で問い合わせてみるのもいいでしょう。

以上の方法でノンブランドの商品だとわかった場合は、その商品の販売は可能になるので、是非販売していきましょう。

利益額300円以上、最低販売価格1000円以上の商品をリサーチしよう

利益額と最低販売価格の目安を知ることで、さらに効率のいいリサーチができます。

利益額は最低300円以上の商品をリサーチしましょう。

リサーチをしていてつい利益額が高い商品を狙ってリサーチをする方もいるかと思います。
しかし、これでは効率的なリサーチはできません。
なぜなら、高い利益額を出す商品を検索してもなかなかヒットがないので、探し出すのがとても難しいからです。

中国輸入はそもそも薄利多売のビジネスモデルです。
利益額が低くても、販売個数を多くすることで、利益を出すことは可能です。
よって、一商品の利益額が3000円のものより、利益額が300円のものを探す方が効率的なリサーチができます。

また、中国輸入ビジネスは仕入れ値も安く抑えることができます。
したがって、利益額が高い商品を少しだけ仕入れるより、利益額が低い商品を多く仕入れることで国際送料や仕入れ価格自体をさらに抑えることもできるので、経費面でもプラスになります。

ただ、ここで気を付けていただきたいのが、利益額が200円、100円の商品は利益を出すことができないということです。
ぜひ利益額300円以上の商品をリサーチするようにしましょう。

最低販売価格は1000円以上のものに絞ってリサーチしましょう。

利益額300円以上、利益率25パーセント以上の商品となると最低販売価格の目安は1200円になります。
もし利益率30パーセント取れるものであれば、最低販売価格は1000円になります。
これ以上下回るとやはり利益がでなくなるので、避けましょう。

また相乗り商品ではなく、オリジナル商品(OEM)であれば、利益額、利益率ともに更に高くなります。
ですので、ぜひ将来的にはOEMも視野に入れて中国輸入ビジネスに取り組んでいきましょう。

アマゾン相乗り出品か新規出品でジャンルの条件は違います

世の中には様々なジャンルの商品が販売されています。
その中でまず自分がどのジャンルの商品を扱うのかを考えることも必要です。
出品形態には相乗り出品と新規(OEM)出品とありますが、それぞれで扱う商品ジャンルには共通点と相違点があります。
早速それぞれ見ていきましょう。

相乗り出品と新規出品で共通する商品必須条件とは?

相乗り出品と新規出品両社ともに共通する商品必須条件は以下の通りです。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]

  • 小さい商品→小さければ小さいほど国際送料やアマゾン手数料が安くなります。
  • 軽い商品→ある程度大きくても軽ければ、国際送料やアマゾン手数料が安くなります。
  • 壊れにくい商品→壊れやすいものだと、日本に到着した時にはすでに壊れている可能性もあります。

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大きな商品だと絶対に売れないとは限りませんが、配送、手数料の分を販売価格に載せる必要があり、その分値段が高くなるので売れにくくなってしまいます。

やはりこの3つの商品条件をまずは満たすことが重要です。
そうすることで利益が取れやすくなったり、輸送時のトラブルも避けることができます。

相乗り出品は幅広いジャンルのリサーチをしよう

相乗り出品は
①競合がいる、
②一つの商品でとれる利益も限界があります。

ですので、
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]できるだけ幅広い商品をそろえることが必要になります。[/st-mybox]
リサーチ段階で利益率、利益額の確認、手数料等の確認をしっかりやっていれば、
特にしっかりしたマーケティングリサーチも必要ありません。

なので相乗り出品では、特にジャンルにこだわらず、できる限り商品の種類を増やしましょう。

新規出品で扱う商品ジャンルは自分の得意分野1つに絞ろう

相乗り出品と違い新規出品は扱うジャンルを絞ったほうがいいです。
理由は相乗り出品と違い、よりしっかりしたリサーチが必要だからです。
よって、ジャンルを絞ることで効率的なリサーチができるのです。

[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]新規出品は商品のニーズや客層といったマーケティングのリサーチが必須です。[/st-mybox]

これをしっかりしないと、利益が取れる商品を作ることはできません。
しかしこのリサーチにはかなりの時間を要するため、幅広くジャンルを扱うとその分だけ時間がかかり、大変な作業になってしまいます。
なので、[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]新規出品の場合は1つのジャンルに絞りましょう。[/st-mybox]

ジャンルは自分の得意分野から始めるのがおススメです。
なぜならそうすることで商品のニーズや客層のリサーチも簡単になり、商品選定の時間も節約できるからです。
商品選定に慣れてくれば、徐々に扱うジャンルを広げることもできるので、まずはご自身の得意分野を1つ絞ってリサーチしてみましょう。

いかがでしたか?
商品リサーチは中国輸入ビジネスで一番重要な作業になります。
こちらに書いたリサーチの基準をよく理解して、より効率的に、そしてより楽しく作業を進めて、ご自身が納得できる素敵な商品を探していただければと思います。

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