[st-kaiwa1]中国輸入ビジネスに限らず、ビジネスを始めるには資金が必要です。
特に物販は、先に商品の仕入れをしてから販売するので、先にお金が出ていき、入金はあとになることがほとんどです。
そのため、商品の仕入れに必要な資金が足りない、もしくは資金がないといった非常事態が起こる可能性もあります。
こちらでは、こういった事態を少しでも避けるために、資金調達の方法について解説していきたいと思います。[/st-kaiwa1]
中国輸入ビジネスに必要な資金の調達方法はこちらの5選
ビジネスに必要な資金調達の方法に以下の5つがあります。
- 身内から借りる
- 節約する
- 融資を受ける
- クレジットカードを有効活用する
- クレジットカードの限度額を上げる
早速、詳しくみていきましょう。
身内からお金を借りて、ビジネス資金を調達する
身内からお金を借りると聞いて、「とても抵抗がある」という方がいるかもしれません。
例えば、「常識的にあり得ない」 「身内を巻き込みたくない」 「恥ずかしい」 など…
正直、身内からお金を借りることに関しては、個人の価値観に左右されるところもあり、意見も様々だと思います。
ですが、こちらの最大のメリットは、銀行からの融資と違って借金に対する利子が掛からないということです。
また、身内からの協力が引き金となり、事業の成功につながる可能性もあります。
もし借りられるチャンスがあるのであれば、まずは固定概念を捨てて、検討してみるのも一つの方法です。
「節約」して中国輸入ビジネスに必要な資金を確保する
中国輸入ビジネスを始めようと決めたなら、まずは貴重なご自身の資産を生活資金、ビジネス資金と完全に分けて徹底管理しましょう。
これも当たり前ですが、ビジネスが軌道に乗るまでは生活資金は節約することを心がけてください。
会社を立ち上げたばかりは、ご褒美は極力必要最小限に、ビジネスに全勢力を注ぎましょう。
「金融機関からの融資」で中国輸入ビジネスの資金を調達する
金融機関から融資を受けるのも資金調達での一般的な手法です。
融資とは借金であり、借金と聞くとあまりいいイメージを持たれない方もいるかと思います。
借金にはいい借金と、悪い借金があります。
買い物等お金を生まないものに対する借金は悪い借金になりますが、
お金を生むものに対しての借金は計画的な返済計画を立てれば決して悪いことではありません。
また、融資を受けることでのメリットもあります。
売上、利益アップがはかれるだけではなく、金融機関との良好な関係が続く限り、追加融資を受けられたり、振込手数料の優遇が受けられたりすることができます。
ただ融資を受ける心構えとして一つ注意していただきたいのは、「融資を受けることで、確実に売り上げ、利益をのばせる」という確信を持って融資を受けるということです。
融資とはあくまで借金です。
ビジネスの具体的なビジョンが立っていないのに、「お金がないからとりあえず融資を受けよう」といった安易な考えはやめましょう。
もし、金融機関からの融資を考えているようであれば、日本政策金融金庫からの融資をお勧めします。
こちらは政府の金融機関で、これからビジネスを始める人、立ち上げて間もない方でも大手銀行に比べて、比較的融資が通りやすいです。
また、各自治体に中小企業が集まっている「商工会」でも、融資の案内があったりするので、そちらもチェックしてみるのもいいかと思います。
クレジットカードの枠を有効活用して、中国輸入ビジネス資金にあてよう
クレジットカードはカード会社によって締め日や支払い日が違います。
例えば楽天カードとJCBの場合。
JCB…15日締め翌月10日払い
この違いを利用して、仕入決済を前半と後半に分けて、それぞれのカードを使い分けて使用します。
例えば、
16日~30日の仕入れ分はJCBで引き落とし
といった具合に。
こうすることで、それぞれの支払い期間を最大まで伸ばすことができます。
もし、ご自身のクレジットカードの締め日、支払日が分からない場合は、一度カード会社に問い合わせて確認してみましょう。
クレジットカードの限度額を上げて中国輸入ビジネス資金にしよう
新しく作ったクレジットカードでいきなり限度額を上げることは難しいでしょうが、既に持っているカードで、それまで滞りなく支払っていたのであれば、利用限度額を上げてもらえる可能性はあります。
クレジット利用限度額が増額すれば、その分仕入調達資金も増えます。
これに該当する方で、クレジットカードの限度額を上げてほしいと思う方は、まずはクレジットカード会社に問い合わせてみましょう。
いかがでしたか?
ビジネス規模によって必要な資金の大きさは様々ですが、いずれにしてもビジネスを始めるには資金が必要です。
資金調達手段は紹介したようにいくつかありますので、ご自身の状況に合わせて選んでいただければと思います。
そして、せっかく集めた貴重な資金は、ぜひ無駄のないよう、大切にそして有効に使うようにしましょう。