[st-kaiwa1]中国輸入「OEM」で商品をヒットさせるためには、アマゾンの検索エンジンA9の攻略が必須になります。
まずはA9の攻略ポイントを確認しながら、その中で今回は販売件数についてフォーカスしていきたいと思います。[/st-kaiwa1]
アマゾン検索エンジンA9の攻略方法とは?OEM商品をヒットさせる
いくら、中国輸入で質の高いOEM商品をつくり、良いアマゾン商品ページを作ったとしても、アマゾンユーザーの目に触れなければ売上にもつながらず、全く意味がありません。
やはり、OEM商品をヒットさせるためには、アマゾン検索エンジンA9を攻略し、ご自身のOEM商品へのアクセス数を増やす必要があります。
そこでまずはアマゾン検索エンジンの攻略重要ポイントを見ていきましょう。
アマゾン検索エンジンA9攻略重要ポイントとは?
アマゾン検索エンジンA9攻略に必要なポイントは以下の5つになります。
- 販売件数
- 製品レビュー
- クリック率
- キーワード
- ユニットセッション率
これら5つの項目は消費者が買おうとした商品、もしくは購入した商品に対してどのように反応したかを表すものです。
なぜ、この5つのポイントが重要なのか?
その理由は、アマゾンの企業理念とアマゾンCEOのジェフ・ベソスの理念から紐解くことができます。
アマゾンの企業理念とは?
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]アマゾンの企業理念は「地球でもっとも顧客中心の企業」です。
また、CEOの理念は「顧客は常に正しい」というものです。[/st-mybox]
つまり、簡単に言えば、お客様の信頼ありきということです。
いくら良い商品でもお客様から信頼が得られなければ全く意味がなく、「いかに購入するユーザーにメリットを与えられるか」という観点が非常に大切になってくるということです。
アマゾンSEOはお客様の信頼度を表す指標の結果次第で決まる。
顧客からの信頼をどれだけ得られている商品なのか?ということがダイレクトにあらわされているのが、販売件数、製品レビュー、クリック率、キーワード、ユニットセッション率であり、この5つのポイントがアマゾンSEOにおいてに重要視されるというわけです。
アマゾンSEOには在庫数も影響あり!?
実はアマゾン検索エンジン攻略には先程上げた5つの攻略ポイントの他にもう一つのポイントがあります。
顧客満足を下げる在庫切れはアマゾンSEOを下げる
それは「在庫数」です。
なぜ、在庫数もアマゾンの検索エンジンに影響するのかというと。
アマゾンのシステム上、「在庫切れ」は顧客満足度を下げてしまい、アマゾンの評価が下がるからといいうのが理由です。
はじめからOEM商品の在庫数を持つのはリスクが高い。
とはいえ、まだ売れるかどうか分からない段階からOEM商品の在庫を多く持つことはリスクが高すぎますよね。
ですので、初めのうちはこの在庫数はあまり気にしないでください。
まずは在庫切れを起こさない程度の量を仕入れ、ある一定の売上が見込めるようになった時点で在庫を増やし、在庫切れを防ぐように補充していくようにしましょう。
アマゾン検索エンジン攻略ポイント、販売件数とは?
では、ここからは前述したA9攻略ポイントの1つである、販売件数についてみていきましょう。
アマゾンSEOには直近10日の販売件数が大きく影響します。
アマゾンSEOに深く関係する販売件数ですが、これはただの件数ではなく、[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]直近10日の販売件数がとても重要になります。[/st-mybox]
直近というとどれぐらい?と気になりますが、残念ながら、アマゾンから詳しい期間というのは公表されていません。
しかし、私の感覚的に言えば、直近というと10日ほどだと思います。
アマゾン販売件数と販売個数は別物。勘違いに注意!
この販売件数。
そこで注意したいのは、「販売個数」ではなく、あくまで「販売件数」だということです。
つまり、1人が10点買うよりも、10人が10点買った方がアマゾンから評価されるということです。
販売件数を稼ぐ方法とは?
では「販売件数」を稼ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
販売件数を稼ぐ簡単な方法は価格を安くすること
一番簡単な方法は、ずばり、「商品価格を安くする」ということです。
粗利益率30%ギリギリのラインで価格をライバルより安く設定しましょう。
「え、「OEM」ならライバルはいないのでは?」
と思われるかも知れませんが、「OEM」は独自ブランドの商品というだけで、同じジャンルの出品者は多くいて、その方々はすべてライバルとなりますので、やはりはじめは価格での対策は必要です。
アマゾン販売件数を稼ぐためにOEM商品投入時に価格を下げよう。
価格を下げるタイミングですが、製品投入時になります。
せっかくのOEM商品の価格をさげることで、粗利益率30%を割ってしまうかもしれません。
しかし、認知度を上げるための値引きになりますので、ここは我慢です。
のちのち、ご自身のOEM商品の認知度が上がり、検索順位が上がった時点で価格をあげれば、利益は十分取り戻せます。
アマゾンOEM商品の価格を上げるのは検索順位が6位以内にはいってから。
とはいえ、ずっと価格を下げっぱなしでは利益の確保ができないので、どこかのタイミングで価格を上げる必要があります。
それはどのタイミングなのか?
それはずばり、検索順位6位以内に入った時です。
もう少し詳しく説明すると、ご自身のOEM商品を購入すると考えられる人が入れるであろう検索キーワードで検索して、検索結果上位6位以内に入ったことが確認できれば、その時点で価格を上げるタイミングになります。
アマゾン売上ランキング上位で価格を上げると売れなくなる。
ここで注意していただきたいことが1点あります。
価格を上げるタイミングである『検索順位が上位』を『売上ランキング上位』と勘違いし、誤って価格を上げてしまうということです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]売上ランキング上位=検索順位の上位とは限りません。[/st-mybox]
よって、もし売上ランキングが上位だったとしても、検索順位が低ければ、価格を上げた途端にたちまち売れなくなってしまいます。
こうなっては取り返しがつきません。
ですので、価格を上げるタイミングは、「ランキング上位に入ってから」ではなく、「検索順位が上位に入ってから」ということをしっかり頭に入れましょう。
最後に
いかがでしたか?
中国輸入「OEM」商品をアマゾンでヒットさせるためには、お客様の信頼を得られている商品かどうかが大きく影響することがお分かりいただけたかと思います。
まずはアマゾンSEOに大きく影響する「販売件数」を伸ばすために、価格を下げるタイミング、上げるタイミングをよく理解し、適切に対応していきましょう。
販売件数が上がれば、徐々に商品の認知度もあがります。
みなさんのブランドがより強化されるようにぜひ頑張っていきましょう。